Case

Overview
I様は、15畳のリビングダイニングにお住まいです。家具はナチュラルなテイストでそろっていて、一見まとまっているのに、「なんだかしっくりこない」「趣(味わい)が足りない」と感じていらっしゃいました。
目指したいのは、ナチュラルで趣があり、ほっと落ち着く空間。色味は抑えめでも、おしゃれに見えるお部屋です。
そしてもうひとつ、具体的なお悩みがありました。
「好きな雰囲気はあるのに、何を変えればそこに近づくのか分からない」。そんな状態からのスタートでした。

今回は、「今の持ち物を活かして整える案(パターン1)」と、「理想のイメージに合わせてアイテムから見直す案(パターン2)」の2つをご用意しました。どちらも3Dで完成イメージをお見せしながら、一緒に考えています。
光沢があって節のない床は、清潔感がある反面、どうしても無機質な印象になりがちです。床の質感が変わると、お部屋の深みは大きく変わります。
そこで、床材そのものを替える案と、今の床を活かす案を、メリット・デメリットとあわせてご提案しました。今の床を活かす方法として選んだのが、「貼って剥がせる木目シート」です。節のある落ち着いた色合いを3Dで再現してみると、「ぐっと趣が出た」と感じていただけました。
「どこに置いたらいいか」というご相談でしたが、まず、飾りたいものを詳しくお聞きしました。すると、飾りたいものは意外と少ないことが分かりました。オープンシェルフだと、かえって寂しく見えてしまうかもしれません。

そこで、飾るスペースと収納を兼ねられるキャビネットをご提案しました。置く場所は、「見栄えを重視するならお部屋の顔になる場所」「居心地を重視するなら、いちばん癒やされる場所」の2つの判断軸で整理し、I様は後者を選ばれました。
よく座る場所から見える位置に置き、横にフロアライトを添えて、ウッドの家具の間にほどよい余白とリズムをつくっています。

ソファとテレビボードの配置はそのままに、素材と小物を見直しました。



ダイニングテーブルは「すぐではないけれど、いずれ新しくしたい」とのことでした。そこで、買い替えを見据えながら、まずは配置から見直しました。
カウンターに付けていたテーブルを、部屋の中央に移動する案です。これまではドアから入ると、階段や窓際を回ってリビングへ向かう遠回りの動線でしたが、ドアからリビングまで、まっすぐ進めるようになります。気になる通路の幅も、3Dで確認しながら整えました。



同じ配置のまま、床材・ラグ・ソファ周りの小物・キャビネットの位置を変えた案もご用意しました。






将来の買い替えを見据えて、円形ダイニングテーブルの配置もシミュレーションしました。I様が目指すのは「柔らかさ」や「リラックス感」のあるお部屋。今のお部屋は四角いラインが中心なので、角のない円形を1つ加えると、直線と曲線の対比が生まれ、やさしい空気感が出ます。通路の幅や動線もあわせて確認しています。


提案資料をお渡ししたあと、I様からこんなお声をいただきました。
「ナチュラルな趣きの中にすっきり感、ものすごく刺さりました。自分の好きが言葉で明確に分かりスッキリして、よりどんなインテリアにしたいかが分かりました」
「コンセントを隠すアイデアや、テレビボード横にシェルフを置いた際の馴染ませ方など、自分には思い付かない事だったので、教えて頂けてとても嬉しかったです」
お渡しした資料は、毎日じっくり読み返してくださっているとのことでした。
そして、すでに小さな変化が始まっています。
ちなみに、2つのパターンはどちらも好みで、「どういう形にするか、まだ迷っている」とのこと。それでいいのだと思います。今回のご提案で大切にしたのは、どちらかが正解、という考え方をしないことだからです。
迷う時間も含めて、「毎日を過ごす場所が、あなたにとって一番の癒やしの空間になる」ことがゴールです。心地よさの正解は、ひとつではありません。
「家具はそろっているのに、なぜか落ち着かない」「何から変えればいいのか分からない」。そんな感覚があるなら、それは、インテリア相談室でご一緒できる出発点です。まずは気になっていることを、聞かせてください。
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何を相談したらいいか、まだうまくまとまっていなくても大丈夫です。今のお部屋のこと。困っていること。気になっていること。まずは、聞かせてください。
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送信だけではご契約になりませんので、安心してお送りください。